0069_800
コラム

知っ得!「ポリフェノール」の種類とカラダへの効能

今年も「ボジョレー・ヌーボー」が解禁しましたが、もう飲んでみましたか?毎年この季節になるとワインの話題を耳にすることが多くなりますね。「きくばりごはん図鑑」の読者なら、ワインと健康の関係について気になる方も多いのではないでしょうか。ワインが健康に良いとされる所以は、赤ワインに含まれる「ポリフェノール」によるところ。そこでこの記事では、ポリフェノールの種類とその効能を紹介します。

 

そもそも、ポリフェノールって何モノ?

ポリフェノールは、イソフラボンやタンニン、カテキン、アントシアニンなどの植物成分の総称。植物の種皮や樹皮を色付ける色素成分や、植物の苦味や甘み、渋みの成分など、自然界にはおよそ5,000種以上のポリフェノールが存在します。すべてのポリフェノールが強力な抗酸化作用を持つため、生活習慣病の予防に効果があるとされています。

 

抗酸化作用の働き

紫外線やストレス、喫煙や過度な飲酒を続けていると、有害な物質から細胞を守るために体内で「活性酸素」が発生します。一定数の活性酸素であれば問題ないのですが、数が増えすぎてしまうと、体内で酸化してしまい健康な細胞を傷つけ、肌の老化を早めたり生活習慣病の原因になったり様々な問題を起こします。

ポリフェノールが持つ、抗酸化作用は活性酸素を除去する働きがあるため、病気への免疫力を高めアンチエイジングにも効果を発揮するのです。

 

主なポリフェノールの種類

・アントシアニン

青紫色の天然色素でブルーベリーやカシス、茄子などに多く含まれる。眼病予防、メタボ対策、花粉症予防に効果的。

・レスベラトロール

サンタベリーやブドウなどに多く、ピーナッツの皮やアーモンド、ココアにも含まれる。細胞の酸化を防ぎ、肌荒れや肌のシミ対策に効果的。

・イソフラボン

大豆や大豆加工食品に多く含まれる。女性ホルモン「エストロゲン」と似た働きをすることから美白効果、更年期障害の改善などに効果があるとされる。

・ヘスペリジン

柑橘類(特に熟す前の青みかん)の皮やスジに多く含まれる。ビタミンPとも呼ばれビタミンCの働きをサポートする。毛細血管の強化作用があり、血流を良くする。

・クルクミン

ウコンなどに含まれる黄色の色素成分。肝臓の解毒機能を強化し、胆汁の分泌を促進する。肝機能を向上させ、コレステロール値を低下させる働きがある。

・カテキン

緑茶や紅茶などに含まれる渋味成分。抗菌・殺菌作用、脂肪の吸収を抑制する作用があり、アレルギー反応による炎症も抑える。生活習慣病予防にも効果的。

・カカオマスポリフェノール

チョコレートやココアの原料「カカオ」に含まれる苦味成分。ピロリ菌除去、疲労回復、脂肪燃焼に効果的。発ガン抑制作用も期待できる。

・りんごポリフェノール

りんごの皮に多く含まれる。強い抗酸化力が美肌を作り、抜け毛や口臭予防にも効果的。血流を改善することで動脈硬化も予防する。

 

ポリフェノールを効率良く摂取するには

0069_1ポリフェノールを多く含む食品として、まず名前が挙がるのは色の濃いブドウを原料とする赤ワイン。ブドウの皮の色素成分であるアントシアニンや、リスベラトロール、渋みを生み出すタンニンやカテキンが豊富に含まれ、赤ワイン100ml当たりでポリフェノール230mgほどを摂取できます。

ポリフェノールの1日の理想摂取量は1500mgとされていますから、お酒が好きな人であれば楽にクリアできちゃいそうですね!・・ただし、ワインはアルコールを含むことを忘れずに・・。

また、コーヒーにもポリフェノールが多く含まれています。飲料のなかではワインに次いで含有量が多く、コーヒー100ml当たりで200mgのポリフェノールを摂取できます。ただし、コーヒーにはカフェインも多く含まれているため、ワイン同様飲み過ぎには注意です。頻尿や不眠、吐き気などを引き起こすことも・・。

「ワインもコーヒーも苦手・・」という方は、カカオマスポリフェノールを多く含む「高カカオチョコレート」がオススメです。原材料であるカカオは、ワインよりもポリフェノールが豊富で、古くは薬として使用されていたこともある優れモノ。ただし、口当たりが良いからといって「牛乳」と食べ合わせるのはNG。牛乳に含まれる成分「ガセイン」がポリフェノールと結合して、効果を台無しにしてしまうのです。体に害があるワケではないのですが、ポリフェノールの効果を期待するのでしたら一緒に食べるのは避けた方が良いでしょう。

 

参考)
ポリフェノールまるわかり
http://xn--u8j7eobcu5l7k0b0dwgoa7r.jp/milk.html