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コラム

疲労やダイエットにも?!上手に利用したいカフェイン効果と注意点

コーヒーやお茶を飲んでホッとするのは、それらに含まれる“カフェイン”の働きによるものです。“カフェイン”にはどんな効果があるのでしょうか?上手に利用するために知っておきたい注意点もあわせてご紹介します。
 

“カフェイン”の働きと作用

“カフェイン”は、“モルヒネ”に代表される“アルカロイド”という興奮作用を持った化合物の仲間です。
では、“カフェイン”にはどんな働きがあるのでしょうか?

眠気や疲労は、脳内の“アデノシン”が“アデノシン受容体”と結合して起こりますが、“カフェイン”には、“アデノシン受容体”と結びついて眠気や疲労を抑制させる「覚醒作用」があります。

交感神経を刺激されて血管が拡張し、「利尿作用」、「胃酸の分泌の促進」など、体全体を覚醒状態に導く作用があり、体脂肪の燃焼を促進するダイエットにも有効だとされています。

また「解熱」や「鎮痛作用」の効果から、倦怠感や頭痛薬の成分としても使われることもあるほどです。

摂取後、約30分で脳に届く“カフェイン”は、記憶力や計算能力、運動能力の向上に役立ち、効果の持続時間は約5時間といわれます。仕事や勉強の休憩時に飲むことで効率アップに活用しましょう。

 

飲み物別“カフェイン”の含有量と1日の摂取目安

100gあたりの含有量は、
・玉露 ⇒ 約160mg
・コーヒー ⇒ 約60mg
・紅茶 ⇒ 約30g
・煎茶・ウーロン茶 ⇒ 20g
・コーラ ⇒ 10~13mg
です。

カフェインには中毒性があるため、過剰摂取には気をつけましょう。適量は、「健康な成人で1日400mg以下」「妊婦は1日300mg以下」が目安です。

 

知っておきたいカフェインのデメリット

“カフェイン”を上手に摂るために、過剰摂取によるデメリットも押さえておきましょう。

1. 胃痛・胃荒れ:特に空腹時の過剰摂取が胃酸の過剰分泌を招きます。
2. 貧血の恐れ:鉄分や亜鉛などミネラルの吸収を阻害します。
3. 睡眠の阻害:覚醒・興奮作用があるため、就寝3時間前以降の摂取は控えましょう。
4. 自律神経の乱れ:過剰摂取で興奮状態が続くと自律神経が乱れて体調不良の原因に

脳に作用する“カフェイン”は、多彩な効果がある反面、過剰摂取すると中毒性やデメリットもあります。1日の摂取容量に気をつけて利用しましょう!

 

参考)
カフェイン|全日本コーヒー協会
http://coffee.ajca.or.jp/webmagazine/library/caffeine 
コーヒーを飲むと死亡リスクが減る|全日本コーヒー協会
http://coffee.ajca.or.jp/webmagazine/health/doctor/83health
コーヒーの飲みすぎは危険?カフェイン依存症|ヘルスケア情報|eo健康
http://eonet.jp/health/healthcare/health59.html
カフェインは結局、ヒトにどんな作用を及ぼしている? 専門書の著者に聞いてみた|ライフハッカー(日本語版)
http://www.lifehacker.jp/2010/07/100714caffeine.html